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台湾のウーロン茶とは

台湾のウーロン茶

東方美人茶/ウーロン茶

東方美人茶とは?

台湾では夏の初めウンカが発生します。そのウンカが東方美人茶を作るのに最も大きな影響を与えます。ウンカが茶葉を食べるとき栄養分や水分を吸収すると同時に茶葉に分泌物を残します。その分泌物が茶葉の中で太陽光を浴びて酵素を作り、その酵素が光合成をストップします。そのため葉の色は緑色にはならず、主に白、青、紅、黄、褐の5色からできているといわれています(左下写真)。結果、一年に一度珍しく貴重な東方美人茶が生まれるわけです。お茶農家には「番荘」、お茶の葉の芽が白く「白毫烏龍茶」、または「膨風茶」とか「椪風茶」とも言われます。発酵度約70%です。

東方美人茶

貧しい生活とウンカによって生まれたお茶

中国から台湾に移民してきた農家は烏龍茶を作りながら生活していたがもとても貧しかった。そんな中ある貧しい農家の茶畑に大量のウンカが発生し、茶葉を食い荒らされた。しかし、貴重な収入源の烏龍茶を捨てるにも捨てられずその茶葉を使い製造出荷した。

ところが、それを飲んだ人達からの評判がすこぶるよかった。そんなことから毎年東方美人茶を作ることとなりました。

欧米諸国に人気あり

むかしイギリスに王制が敷かれていた頃、王様に貢物をしなければなりませんでした。そのひとつがこの烏龍茶で、それを飲んだ王妃がうまさを絶賛し、「Oriental−Beauty」(東方美人)と言ったそうです。

今でももちろん欧米の人たちの間で人気があります。

生産地は

生産地は新竹縣峨眉村です。ここで採れ生産される東方美人茶は台湾でも最高の品質でお茶の品評会では毎年トップクラスの成績を収めています。

普通の烏龍茶はパッキングするとき真空パックしますがこの東方美人茶だけは品質が損なわれるため真空パックしません。もちろん密封はします。そしてなにより、ウンカを殺すわけにはいかないので100%有機栽培で育ちました。

高山ウーロン茶/ウーロン茶

高山ウーロン茶

この高山ウーロン茶は阿里山標高1500mで育てられた最高級ウーロン茶です。

やさし い新鮮な香り、やわらかくしっとりとした気品のある甘味、スムースなのど越し、春のうららかの日のような後味の心地よさ。これこそ本物の台湾ウーロン茶です。

台湾では一般的に高い山で春、夏、秋、冬の4回ウーロン茶が作られます。発酵度は約20%。高山ウーロン茶でもいろいろレベルに差がありますが、この 高山ウーロン茶は手摘みはもちろんのことその中でも最高級品を扱っています。

飲んでいただければ他との違いが明確にわかります。どうぞ、極上高山ウーロン 茶をお楽しみください。

金萱ウーロン茶/ウーロン茶

金萱ウーロン茶

当店の金萱ウーロン茶は海抜1200m阿里山のふもと梅山郷太和で育ったウーロン茶です。

この金萱ウーロン茶は台湾ではよくミルクに たとえられます。お湯を茶葉に注いだ時、新鮮で心地よいミルクの香りを楽しむことから始まります。味はミルクのようにとろけそうに甘くマイルドです。喉ご しはなめらかでスムースで、甘みも後に残ります。飲むたびに味が変化するので楽しみも増えます。この後味が忘れられず、何回でも飲みたくなります。

当店の台湾のお茶は全て手摘みプラス最上ランクです。無論この金萱ウーロン茶も手摘み、最高級品です。

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